全体な傾向として、中古住宅を探されるお客さまはそこに至るまでにかなりの知識を蓄えていると言えます。中古という範疇を超えて、新築に近いイメージを描いている方も少なくありません。 購入前提で中古住宅を探されているお客さまは、ワイドな見方をすると立地条件や土地の形状、日当りの良さ。マクロな見方をすると玄関の印象、お庭の印象、さらに建物内部では室内の程度、傷み具合、水回り設備の程度 まで細かくチェックされます。 中古住宅を選ぶお客さまは大体、減点法です。細かくジャジメントされると、壁が汚れている、お風呂が汚い等、多くのウイークポイントが出てきます。 先ずは住まれる方の立場になって考え、可能なことからすこしずつ改善していきましょう。 |
お客さまを案内するときは普段から心掛けることでもありますが、室内外の美化、整理整頓につとめ、お部屋の広さを解って頂けるように致しましょう。 また非常に大切なのは生活臭の軽減です。 今日ではどこの家庭でも特有な臭いがあります。 お客さまが希望と夢を持って、あこがれの一軒家の見学に訪れたとき、不快な生活臭を漂わせてはせっかくの購買意欲も失せてしまう可能性があります。 まずは換気を良くし、室内の証明器具も全部点灯させ、明るい印象を与えましょう。 建物の間取りにより陽が入らない暗お部屋も同様、明るい状態にしておく必要があります。 また、前日はあまり臭いのする調理は避けるべきです。 |