まず一般論のご説明をいたします。全ての地域で共通することにはなりませんが参考にして下さい。
(1)まずマンションのご売却理由が離婚のため、買取り価格が下がることはありません。ご安心下さい。但し、仲介にてマンション売却をおこなう場合、購入するお客様によっては気にされる方もいます。また地域によっては若干価格が安くなることもありますが、マンションが大きく価値が下がることは考えにくいです。
(2)新築時4000万円のマンションであれば、おおよそ購入価格の70%〜90%が目安になります。これは市場特性により大きく異なります。新築マンションの供給が少ない地域且つ人気のある地域であれば新築時の90%に近い価格で売却できます。しかし供給過剰の地域またはマンションの人気が低い地域では 新築時の70%近くまで下がる可能性があります。また現在の不況下において、新築マンションの販売不振により新築物件の値引きがおこなわれている地域になりますと、前述の数字より更に低くなることも予想されます。
(3)マンション売却価格が借入金額を下回った場合のお話しです。答えはケースバイケースです。原則としては[売却出来ない]ものとお考え下さい。住宅ローンを借りてマンションを購入されている場合、マンションに抵当権が設定されます。これは金融機関が不動産を担保する事により債権を保全する目的があります。それ故、売却価格が借入残高を下回る場合は、その差額を現金で用意しなければなりません。ご用意できる場合は[売却可]となりますが、ご用意できない場合は[売却不可]となります。補足となりますが[売却不可]の場合において、今後の住宅ローンの支払いが困難になってしまったお客様は、【任意売却】として売却が可能な場合があります。詳しくはお問合せ下さい。
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