地盤改良(じばんかいりょう)とは、建築物、橋梁などを地盤の改良を行う事である。
基礎地盤の改良工法には、置換工法、表層処理工法、載荷工法、脱水工法、締固め工法、団結工法などがある。
脱水工法
脱水工法については以下のようなものがある。
ウェルポイント工法
ウェルポイント工法とは、吸い上げ管の下端に取り付けた直径約5 - 6cm、長さ1mの穴空き管(ウェルポイント)を先端ノズルからの噴射水により、地盤を軟化させながら貫入して井戸を築造し、真空ポンプなどで排水して地下水位を低下させると同時に、大気圧が載荷重として働き、地盤を締め固めたり、地下水を低下させて掘削作業を容易にする方法である。
ディープウェル工法
ディープウェル(深井戸)工法とは、地盤が砂、砂利層で透水性が高く、1か所の井戸で広範囲に地下水位を下げたい場合や透水性の非常に低い掘削床面の下に高い水圧を持った地下水帯があり、この水圧による掘削床面のヒービングを防止するため、地下水帯の減圧を計る場合に用いる。
バーカチカルドレーン工法
バーチカルドレーン工法とは、軟弱地盤に排水層を設け、構造物の荷重により土中の水分を排水層に絞り出し、地盤強化の強さをはかる工法である。