課税標準額

課税標準額(かぜいひょうじゅんがく)とは、税金において、課税金額を算出する上で基礎となる金額。税の種類によって算出方法が異なる。

所得税の場合
各種所得から、損益通算・損失の繰越控除を適用した後の額となる。課税標準額から、所得控除・特別控除を適用した額を課税所得金額といい、これに税率を乗じることによって税額を算出する。そののち、税額控除、定率控除を適用し、納税額を算出する。

住民税の場合
「所得金額-所得控除」の算式により求める。これに税率を乗じることによって税額を算出する。

固定資産税の場合
原則として、固定資産課税台帳に登録された不動産の価格が課税標準額となる。ただし、住宅用地などに特例措置が適用される場合があり、その場合は課税台帳に登録された額よりも低くなる。

消費税の場合
その課税期間中に国内において行った課税資産の譲渡等の税抜対価の額の合計額をいう。ただし、輸出免税など、一定のものを除く。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋致しました


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